サイトマップ
 


ホテル開業(オープン)


制作 TBS
DATE 1990年10月8日(月曜日)TBS系 21:00〜 月曜ドラマスペシャル
脚本 竹山洋
演出 大山勝美
CAST 柴田恭兵、桜田淳子、倉石功、中丸忠雄
   秋野太作、川上麻衣子、金田龍之介、山岡志乃
恭兵さん
の役
やり手のホテルマン  山岡
主題歌 「TRUTH」(曲:Tスクエア)
DVD / VHS
レビュー 山岡(柴田恭兵)はロサンゼルスでエスポワールホテルのサブマネージャーをしていた。しかし、ホテルで客の荷物が盗難される事件が起きてしまい、その責任をとって日本に連れ戻された。山岡は開業まで1ヶ月たらずの金沢エスポワールホテルの開業準備室長を命じられるところから話が始まる。金沢エスポワールホテルは、投資額110億円、250室の巨大ホテルとして10月1日に誕生する予定だった。山岡が金沢へ赴任してきたもう一つの理由は、3年間開業準備室長を務めてきた織田(倉石功)が肝臓病を患っていたからというのもあった。そんな山岡が小松空港からホテルへクルマで向かう途中、スクーターに乗っていた映子(川上麻衣子)にぶつかり事故を起こしてしまう。しかし、映子は何ともなかったようだった。
一方、ホテルでは、総料理長の勝又(中丸忠雄)と和食料理長の辻井(笹野高史)がケンカをして、辻井がホテルを出ていってしまった。
山岡は、それまで織田の秘書を務めてきた橋本淳子(桜田淳子) とともに、ホテル開業に向けて忙しい毎日が続く。淳子は、県政の実力者である大浦(金田龍之介)の娘でもあり、大浦に接触を図り、ホテル開業に向けて大口の予約客をとろうとしていた。
一方、山岡は、映子とその母親がやっている地元食堂「あさの川」にも通うようになった。
ホテル開業まで問題が次々と起こり、山岡も途中で挫折しそうになる。しかし、ホテル開業を夢にがんばってきた従業員のためにも奮闘する。大浦も山岡の力になるが、県連をまとめるための条件として、娘・淳子との婚約を申し出、山岡もそれを受け入れた。しかし、山岡に好意をよせていた映子はその婚約の知らせを聞きショックを受ける。
いよいよオープンの当日、首相の記者会見も金沢エスポワールホテルで行われることになっている。そんな厳重警備の中、ホテルの中に映子が潜入し、ブライダルコーナーでウェディングドレスを身にまとい、山岡を呼び出した。映子はウェディングドレスに次々火を放つ。淳子が山岡との婚約は父親である大浦を説得するための偽装だと言い、山岡も映子を説得して、ようやく映子は火を止めた。
そして、無事ホテルがオープンし、首相の記者会見やパーティも行われる。
山岡は1ヶ月間だけ金沢エスポワールホテルの総支配人を務め、長期休暇をとった。実家である沖縄でゆっくりするのだというところで話が終わる。
音楽も、当時からF1のイメージソングなどを担当していたTスクエアが担当。演出も有名な大山勝美さんだったりと、なかなか見ごたえのあるドラマ。
また、ホテルも、同じ時期、金沢にオープンした全日空ホテルを使って撮影が行われた。

 

HOMENewsDatabaseBBS & ChatSpecialBasic